イタリアの隠れた絶景 アンブレラスカイ
ヴェネチアを満喫したあとはフェラーラという街に移動しました。
この街はミラノやヴェネチアの様な華やかさはありませんが落ち着いた雰囲気があり、ゆっくりと過ごされたい方にとってはオススメな場所だと思います。
観光する場所は!?
と思う方がほとんどかと思いますがフェラーラという街自体が世界遺産に登録されているのです!
エステ家の城であるエステンセ城が街の中心にあり、その周りでは露店などが多く出ていて観光客と現地の方で賑わっていました。
昔の大砲などもありました。
友人が発射口に頭を突っ込んでる様子は結構シュールですね笑
もっと現地の雰囲気を感じたかったので郊外を散策していると非常にお洒落で落ち着いた場所に辿り着きました。
道も家も全て石畳で出来ていてお洒落だ。
でも人気がほんとになく色々回ってみるも片手で数えれる程度しか人とすれ違いませんでした。
何故だろうと思いながら散策をしていると謎が解けました!
街の中心にてお祭りが行われていたのです!
しかもアンブレラスカイ!!!
初めてみたので感動しました!
アンブレラスカイといえばポルトガルのアゲダが有名ですが実はイタリアのフェラーラでもみることが出来るみたいです!!
僕が訪れたのは5月7日なので是非イタリアに訪れた際にアンブレラスカイを見てみたいなと思った方はフェラーラに足を運んでみてください!!
次はボローニャへ向かいます!
では「Buona giornata!」
水の都・ヴェネチアへ!
ジェノヴァからトリノに戻り、次の目的地はトリノからヴェネチアへ!
そのままフェラーラ→ボローニャ→フィレンツェ→ピサ→とイタリア北部を周遊してトリノにまた戻るというルートで回ります!
ヴェネチアを思いっきり観光するために6時起きで電車に乗りヴェネチアへ。
トリノからヴェネチアまでは電車で約4時間ほどで着くことができます。
ちなみに僕はユーロレイルパスを持っていたので電車代はかかりません。
電車に揺られヴェネチアに着くといきなりこんな景色が!!!
エメラルドに輝くカナル・グランデとヴァポレット。
まさに水の都ヴェネチアがそこに広がっていました。
まずはサン ロッコへ!
ここにはティントレットの作品が置いてあり有名なのが天井一面に描かれている天井画。
美しいです。
圧倒されるほどの作品が数多く置いており、絵に興味がない方でも楽しめる場所だと思うので是非!
次はサン・マルコ広場へ!
目的地までGoogle Mapを使えばすぐいけるけどそれってなんかつまんない。。
と思う僕はイタリア語で描かれている標札的なものと己れの感だけを頼りにいきます。笑
でもこれが結構楽しいです!
あっちかなこっちかなとぐるぐる回っているとヴェネチアのいろいろな顔を見ることができます。
いやしかしヴェネチアはどこで写真を撮っても絵になります。
川に突き出てるカフェを見つけたり
ゴンドラの停泊地を見つけたり
ゴンドラが異様に密集しているところを見つけたり
あぁ写真を眺めてると戻りたくなっちゃいます。。。
最終的には迷子になりサン・マルコ広場に着くことができず、フルーツを売っていたおっちゃんに道を聞き教えてもらいやっと着くことができました。笑
おっちゃんありがとう。
ヴェネチアは迷路のようにいりくんでいるので気を付けましょう笑
ここが世界で最も美しい広場サン・マルコ広場!!!
ナポレオンがここを「世界で最も美しい広場」称賛したのは有名な話ですね。
広場をぐるりと回った後はドゥカーレ宮殿へ!
ここには世界最大の油絵があります。
ティントレットが描いた「天国」は完成までに8年の歳月をかけたそうです。
目が奪われるほどの圧倒的な存在感。
ヴェネチアに来たのなら必ず見ておきたい作品です。
次はため息橋の方へ!
ドゥカーレ宮殿には昔実際に使われていた牢屋があり、そこも見学することができます。
その牢屋と宮殿をつないでいた橋がため息橋で、昔この橋を通った囚人は、生きて帰れないと言われていて、この橋の小さな窓から最後のベネチアの景色を見て、この世に別れを惜しみながら溜め息をついたと伝説があるみたいです。
ちなみに昔は囚人が通ってため息をついたと言われるこの橋ですが、地元の人たちによると、恋人同士がこの橋の下で日没時にゴンドラに乗ってキスをすると永遠の愛が約束されるんだそうです。
ちなみにちなみにゴンドラは30分ほどで1万円ほどかかるみたいです。
もちろん僕たちは節約のためにゴンドラは乗りませんでした。
男2人だしね。。。
では「Buona giornata!」
コロンブスの生誕の地。イタリアの港町ジェノヴァへ!
トリノを満喫した僕たちはイタリア最大の港町ジェノヴァへ行くことに!
本当はアオスタというスイスのマッターホルンとモンブランの間にある街と迷っていたのですが古い歴史を持つジェノヴァを選びました。
アオスタもまたイタリアに来た際は訪れてみたい街の一つです。。。
トリノからジェノヴァへは電車で1時間30分ほどで行くことができます。
駅に降りると海の香りがしてきて青い空と青い海そして、ジェノヴァの街並みは最高にマッチしていてどこを見ても飽きない空間がありました。
街を少し散策してからジェノヴァにある王宮に行くことに!
イタリアは元々幾つかの国が統合されてできた国なので主要な都市には必ず王宮があります。王宮好きな人は是非訪れてみてはいかがでしょうか!
王室の間には部屋全体に金の装飾と王冠が置いてありました。
外観はこんな感じで、ミラノやトリノの王宮と雰囲気が少し違う印象を受けました。
王宮の庭には非常に美しい馬や鳥などの動物が地面に描かれています。
王宮を見た後は街を港の方に行きながら散策することに。
Google Mapとかを使わずに直感だけで道を歩いていると冒険みたいですし、「ここにこんなのがあるんだ!」みたいな発見があるので面白いですよね!
角を一つ曲がるとこんな場所だったり
そこには地元の人しか通らないような路地があって入ってみたり
細い路地の上を見上げるとこんな景色に出会えたり。
このワクワク感がたまらないんですよね。
と色々散策してお腹が空いたのでご飯を食べにくことに。
ポルト・アンティーコ近くにはレストランがたくさんあるのでオススメです。
食事はかなり節約してきたのでここでは奮発することに!
魚介パスタとラザニアをいただきました。
どれも美味しかったです!
ただ、、、イタリアのパスタはパニーニやピザと比べるとかなり高いです。
安くても15ユーロくらいはします。。。
毎日食べていたら食費にかなりお金を使うことになります。
ですが本場で食べるパスタは空間込みで美味しいことは間違いないので一度は食べてみることをお勧めします!
ジェノヴァもすごくいい街でした。
写真はないのですが、サン・ロレンツォ教会やコロンブスの家、ガリバルディ通りなどの世界遺産もあり観光、グルメなど楽しめる旅行の醍醐味がぎゅっと詰まった街でした。
あと美人が多かったです。。
また必ず来ます。。。
ってことで次回はいよいよ水の都ヴェネチアへ!!!
では「Buona giornata!」
イタリア-トリノで1番の絶景を見れる場所へ!
トリノ2日目はこの街を見渡せる絶景スポットに向かいます。
朝ごはんのパニーニを食べながらサン・カルロ広場を後にしバスで目的地に向かうところでいきなり赤いユニフォームを着たイタリア人に囲まれる事態に!!!
僕らが乗ったバスにはトリノにあるサッカーチームのトリノFCのサポーターしか乗っておらず、バスが出発すると窓を叩きながらトリノFCの応援歌の大合唱がいきなり始まりました笑
さらに僕らの目の前にいるおっちゃんから「中国人か?」「お前らトリノFCのファンか?」「トリノFCの誰が好きなんだ」「なんでここにいるんだ」と質問のラッシュが笑
最初はやべぇバスに乗っちゃったなと後悔していましたが、次第にイタリア人の陽気な雰囲気が居心地良くなり一緒に盛り上がりました!
友人はこの空気が苦手だったみたいですが、、笑
トリノFCのサポーターと盛り上がりながらバスに揺られること30分、目的地
のスペルガ聖堂へ到着しました。
大聖堂の周りは屋台や出店が並んでいて、その隣では大人と子供がサッカーで遊んでいて、お祭りのようなハッピーな空間でした。
バスのところから気になっていた疑問で、なぜこんなにトリノFCのサポータがいて、お祭りのようなイベントが開催されているのか聞いてみると、この楽しいイベントの裏には悲しい事実があることがわかりました。
この催事は1949年5月4日、スペルガの丘で起きた航空機墜落事故の犠牲者全員を悼むものだったんです。。
乗員・乗客31名全員が死亡し、この中にはイタリアのプロサッカークラブ、ACトリノの選手18名と監督以下スタッフ5名が含まれていてかなりの大事故だったらしいです。
57年前の大事故は忘れてはいけないものだけど、こうして当時大事故に巻き込まれた人のためにサポーターが毎年祈りにくるところを直接見ることができ感動しました。
教会で祈りを捧げた後は螺旋階段を登り教会の屋上に出ることに。
そう
トリノの絶景を見れる場所はスペルガ聖堂の屋上からの景色なんです!
その景色がこれです!!!
トリノの街とスイスのアルプスを一望できるこの場所から見る景色はまさに絶景です!
空気も澄んでいて美味しいです。
今回はスペルガの悲劇の日でとても貴重な日に訪れることができました。
愛情あふれるトリノFCの聖地でもあるここ、スペルガ聖堂はトリノで一番の絶景スポットなのでトリノに訪れた際は、是非足を運んでみてください!
では「Buona giornata!」
イタリアの鉄道・バス事情!無料でバスに乗れる裏技公開!!!
ミラノを満喫した次の目的地は、友人が住んでいるトリノへ!
イタリアの5大都市といえばミラノ、ヴェネチア、フィレンツェ、ローマ、ナポリだけど、人口だけで見るとトリノはイタリアの中で4番目に大きな都市になります。
結構でかい。
ミラノからトリノまでの行き方は列車で1時間50分ほどで到着します。
切符代はたしか10EUROぐらいです。
トリノに到着し、まずは友人が住んでいるトリノ大学の寮へ向かうことに。
駅から20分ほどバスに乗れば着くのですが、イタリアのバスは日本と違う点があります。
列車も日本と違うのですが、まず列車だと駅に改札はありません。
なので基本誰でもお金を持っていなくても列車には乗れてしまいます。
しかし列車の中には切符を確認する人が巡回しています。
この人がきた時に切符を持っていない場合はアウトです。
罰金で正規料金の何十倍の金額を支払うことに。。。
あと電車で気をつけなければいけないことが刻印機で、時刻を切符に刻印しなければいけません。
せっかく切符を買っても刻印がなければ、これまた罰金の対象になります。
ちなみに僕はユーロレイルパスというヨーロッパの鉄道が乗りたい放題というパスを買っていたのでドヤ顔で列車に乗っていました。笑
ユーロレイルはかなり使えます!
地下鉄の場合は改札があるので切符を買わなければ列車に乗ることはできません。
バスは基本列車と同じで切符を買わなくても乗ることはできます。イタリアのバスは日本のバスのように乗車時と降車時に支払うことはありません。
そしてバスにも切符を確認している人がたまに巡回しているので本当は券売所で切符を買わなければいけないのですが、お金を支払わずバスに乗る方法があります。
これは今後イタリアに行く人にとってはかなりの有力な情報になると思います。
実はバスの切符を確認する人はバス会社の人なので100%バス会社の制服を着ています。
この人が乗ってくるタイミングで降りればいいのです!!!
だいたいバスに乗っているイタリア人もほとんど切符を持っていないのでこのやり方でバス会社の人から逃れています。
バス会社の人は降りる人を確認することはありません。確認するのは乗っている人のみなので安心して次のバスに乗れば問題なく行くことができます。
この裏技を発動し無事トリノ大学に着くことができました。
イタリアにしてはかなりのかなりのかなりの近代的な建物です。
友人の寮に行き相部屋のザンビア人に挨拶し、ピザとコーラの最強コンビを食べながら一休みしてからトリノを散策することに。
相部屋のザンビア人はめちゃくちゃいいやつで、ザンビアの中でトップクラスに頭が良く、国連の仕事もしているかなりのエリート。ザンビアへ行くことがあれば手配してくれるらしい。その時はお世話になろう。
トリノは町も綺麗で、空気も綺麗、アルプスの水が無料で飲める、静か、とかなりスペックが高い街だ。
写真で見ても分かる通り、道が一直線で日本でいう京都のように五目上になっている。
改めて見ると綺麗だな。。。
まずはトリノといえばここ!モーレ・アントネッリアーナへ!
トリノの中で一番高い建物で外観もかなり美しい建物でした。
お金を払えば中に入れますが節約しなければいけないので今回は諦めることに。
機会があれば入りたい場所です。
次はサン・カルロ広場へ行きおしゃれなカフェでおしゃれぶりました。
トリノの美しい景色を見ながら飲むカフェ・シェケラートは至福の時でした。
昔のトリノ大学もちょっこと寄りました。
友人がこの建物の歴史を話してくれたのですが、ほとんど忘れました。。
ごめんよ。
最後に王宮に来ました。
そこらじゅう金だらけ、天井は油絵だらけ、部屋にはとりあえずシャンデリアと目を奪われるようなものばかりでした。
やっぱヨーロッパの王宮はいいね。
次の記事ではトリノの絶景を見えれる㊙️スポットをご紹介します!
乞うご期待!
ファッションの都 ミラノへ!
朝日が昇り、初めてのイタリアでの朝を迎えた僕は早速行動開始!
最初の目的地はミラノ中央駅。
地下鉄に乗り込みミラノ中央駅へ向かうことに!
ちなみにイタリアの地下鉄は片道1.50EUROと街の中を移動するならとても便利。
ちなみにちなみに僕は成田からスーツケースとボストンバッグ、移動はバックパックとちょっと違ったバックパッカーとしての旅をしてます。
こんな感じの初期装備で旅に出かけました。
なので次の街に移動する際にこれらの荷物を持っていかなければいけないわけです。
これがかなりめんどくさい。。。
今となるとかっこつけたくて持って行ったボストンバッグは120%入らなかったと後悔。。。
ミラノ中央駅には手荷物預り所があるのでそこに預ける簡単な手続きを行います。
時間制で料金が増えていくシステムで、最初の5時間:3.80EUROで、そこから1時間ごとに0.60EUROかかる形になります。
ここでちょっと驚いたことがありまして、
手荷物預り所の受付の列の自分たちの前にドイツ人の10人ほどのグループがいて、その前にアメリカ人の2人組がいて後ろには中国人が2人いたんですけど
ドイツ人のグループは時間がかかってしまうということで僕たちと中国人の2人を先に入れてくれたわけです。(ドイツ人は本当に親切な人が多い。)
ここで荷物を預ける人の列が多いということで受付が増えたんですけど、
この後どうなったと思います?
僕たちの後ろにいた中国人の2人組が僕たちとアメリカ人を何食わぬ顔で抜かして行き勝手に自分たちの荷物を預ける手続きをやっちゃったんですよね笑
アメリカ人もこいつら何なんだとキレていましたが文化の違いなのかなんというかなんかすげーなって思ったって話です。
自分の当たり前なことや常識は海外では全くの非常識。ってことを改めて感じた出来事でした。
なんやかんやで荷物を預けて早速ミラノ散策へ!
ここはミラノ中央駅。
駅のクオリティだとヨーロッパの中でダントツだと思います。
ここは「ブレラ美術館」。
13〜20世紀の絵画が多く展示されていたらしいがこの時の僕は、まだ芸術などには全く興味がなく単純に昔の人でもめっちゃ絵を上手く描けていたんだなぐらいに思っていた。(のちにヨーロッパの芸術や音楽などの様々な歴史を学んできた友人のマンツーマンのガイドにより絵を見ただけである程度どの年代の絵かわかるようになるのである。)
入場料金は10EUROでなかなか高い。
かの有名な生オペラを見るためにオーダーメイドスーツを持ってきたのですが、結局オペラも見ることなくスーツも一度もスーツケースから出ることはありませんでした。。。
お次は、「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」
名前はメチャクチャ長いですがただのショッピングアーケードです。
GUCCIやHERMESなどのブランドがずらりと並んでいて、床の牛のモザイクが有名ですよね。かかとをくっつけて1回転すると願い事が叶うとか。
そして念願のドゥオーモです。
昨日ぶりに再び見ることができるとは感動です。
中に入るとこの内装!
壁や細部のいたるところに石を削ってできた像がいたり、美しいステンドグラス、どこを見ても目を奪われます。
1386年から500年の歳月をかけて造られたこの教会は、当時のミラノ王国とキリスト教の力を象徴するものでありどれほど力を持っていたのかが伺えます。
階段とエレベーターで屋上に行くことができるので、僕はもちろん階段を登り屋上へ。
狭い階段を登るのは大変でしたがそこにはミラノを一望できる最高の景色がありました。
イタリアの建物は築100年とかの古い建物ばかりだからこんな感じで高い建物がほとんどないのでひらけていて空が広く感じられます。
最後にミラノ王国の王家スフォルツァ家の城「スフォルツェスコ城」へ
あのレオナルド・ダ・ビィンチも建設に加わったといわれる古城はとても美しく、城の周りではお土産や伝統品を売っている出店も並んでいて賑やかな場所でした。
1日でミラノの主要な観光スポットは回ることができましたが個人的にはなるべく節約するために購買欲を抑えていたので、次は経済力をつけてmade in Italyを買い漁りたいと思います。
そして服が好きで表参道や渋谷によく通っていた自分はミラノに来て思ったこと。
表参道あたりには服好きな人たちがいますが、大半が自分を含めてダサいと感じてしまうほどのミラノの人たちのおしゃれすぎた。僕は恥ずかしいと感じてしまったので、ぜひ服が好きな人や服飾関係の人たちはミラノに来てファッションの都を感じてほしいです。
あと、イタリア人めっちゃかわいいのでミラノは天国です。
もちろんイタリア人の男の人も最強にイケメンなので女性も天国だと思います。
次回は友人が住んでいるトリノでの1日を書きたいと思います。
では、「Buona giornata!」
ヨーロッパ初日の夜に初めての○○を体験!
夜のドゥオーモをみて感動した僕は早速泊まるための宿へ行くはずだったのだが、、、
早速ここで問題が発生。
マルペンサ空港からドゥオーモまでマルペンサ・エキスプレスと地下鉄を乗り継いできたのですが、友人が予約してくれた宿の住所を間違えてしまい一気に迷子になってしまう。
(ちなみにマルペンサ空港からミラノ中央駅まではマルペンサ・エキスプレスで片道12EUROで50分ほどで到着します。バスだと片道8EUROで1時間ちょいで到着します。)
さらに時刻は21時を過ぎていてさらに友人の携帯も充電が切れてしまい絶体絶命。。。
だがしかし!僕は神アイテムを持っていました!
それは「Pocket Wifi」!!!
これを日本で借りていなかったら完全に野宿することになっていたが、僕の携帯は生きていたので住所をもう一度確認することに成功。(これから旅で何度もPocket Wifiに助けられます。ユーロDATAさんありがとうございました。)
ドゥオーモから歩くと宿まで1時間ほどかかるみたいで慣れない土地&もう遅いということでタクシーを使うことに。
ぼったくられたかは定かではないが、やたら道をぐるぐる回って15分ほどで本日泊まる場所に到着。
値段は約10EUROくらいだった気がします。
本日泊まる場所。実はホテルでもなく、ユースホステルではなく、普通の家なんです。
どゆこと?って人もいると思うのですが、今回ほとんどの宿泊施設を『Airbnb』というサービスを利用して旅をしました。
日本では「民泊」と呼ばれていて、まだまだ認知度は低いですが爆発的な勢いで世界に広がっている革新的なサービスです。
Airbnbとは「空いている部屋や家そのものを貸したい人」と「それを利用したい人」のマッチングをしているサービスで、今大注目の「Uber」などのシェアリングエコノミーでもあります。
ホテルなどと違う点は、いくつかありますが一つは、Airbnbのコンセプトでもある「暮らすように旅をする」というものです。現地の人が住んでいる空間に自分も泊まることができ、その国の文化を肌で感じることができます。さらには、その住人とコミュニケーションも取ることができるので、「友達」になることができ今までにない旅の思い出を作ることができます。
僕は日本からお土産を持って行き、別れる際に渡していたのですがものすごく喜んでくれてこっちまで嬉しくなりました!普通の旅行だとこの気持ちは味わえないと思います。
さらにAirbnbにした理由は圧倒的なコスパの高さです。僕が利用した部屋はだいたい3000円〜8000円なのですがこれを友人と僕で割ると、1泊あたり1500円〜4000円となるのでかなり宿泊代を抑えることができます。人数が増えればさらに安くなる場合もありますし、豪華な一軒家も数千円で借りることもできます。向こうのユースホステルって意外に高いんですよね。
他にも「Couchsurfing」や「WORKAWAY」などの宿泊できるサービスがあります。
今回は初めてAirbnbを使ってミラノのアパートの部屋をまるまる借りることになっていて、ホストの人はチュニジア人でかなりの美人。美人は重要ですよね。でもチュニジアの治安はかなりヤバイらしいです。
それでチュニジアに一時帰国しているため部屋を使ってない期間に友人に鍵の受け渡しをお願いして部屋をAirbnbで貸し出しているらしいです。
鍵の受け渡しの人が来るまで30分ほど待機して、やっと家に入れたときには12時を回っていた。時間にルーズなところが外国って感じですよね笑
日本じゃありえない。笑
成田から17時間かけてきた僕は疲れ果てていたが、部屋に入ると独特な匂い、イスラム教の文化が感じられる本やポスター、数時間前までそこに人が住んでいたかのような生活感あふれる空間に泊まるという「非日常」にワクワクしながらヨーロッパ周遊旅1日目を終えるのであった。
写真はヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアにて